こんにちは。サービスかんきちです。
前回まで、AIへの指示出し(プロンプト)を学んでいました。
「よし、これでAIを部下のように使える!」と意気込んでいたのですが、ふと、魔が差したのです。
「この技術を使えば、私の最大の悩みである『シフト作成』も自動化できるのでは?」
軽い気持ちでAIに相談した結果、気づけば「プログラミング未経験の私が、1からアプリを開発する」という、とんでもない沼に足を踏み入れていました。
今日から始まる新シリーズ「開発ログ」、まずは泥沼の環境構築編からスタートです。
効率的に業務を進めるにあたって、自身の職場の状況を汲み取った独自のアプリの存在は、かなりの強みになると思います。しかしながら
・パソコンに弱い
・プログラミングの「プ」の字も知らない
・結果、何ができるのかのイメージもできない
ような状態では、アプリの開発だなんて夢のまた夢ですよね。
しかし!私はAIの持つ可能性を過大に評価してますので
「とりあえずやってみる!」
となったわけでございます。
その奮闘記をお楽しみいただければと思います!
- プログラミング未経験のサビ管が、なぜアプリ開発の沼にハマったのか。
- 「英語のサイト」「謎のボタン」…初心者が絶対につまずく罠の数々。
- AIがいれば「コードを書いたことがない人」でも開発環境は作れる!
管理職を悩ませる「シフトパズル」をAIに相談
そもそも、なぜアプリを作ろうと思ったのか。
それは、私の現場(障がい福祉サービス)のシフト作成が、「超難解なパズル」だからです。
- 送迎業務:「運転できる人」と「添乗のみの人」の組み合わせが必要で、負担が偏らないように配慮が必要。
- 製造業務:「製造スキルがある人」が必須。
- 配置バランス:様々な箇所に、正社員とパートをバランスよく配置。
- 休憩回し:昼食介助の合間を縫って、休憩をローテーション。
- 変則勤務:シフト制の最も厄介なことは毎日出勤者が入れ替わるため固定配置ができない…etc.
これを毎週手作業で組んでいるのですが、「特定のスタッフに負担が偏らないように」と考えると、本当に時間がかかります。
この悩みを、ダメ元でAI(Gemini)にぶつけてみました。
かんきち…という複雑な状況で、毎週配置表を作成しなければならないのですが、自動化するツールは作れませんか?
ちなみに、プログラミング知識ゼロです。



可能です!
「Python(パイソン)」という言語と、「Streamlit(ストリームリット)」というツールを使えば、画面付きのアプリが作れます。
バランス調整も「スコア制(点数化)」のロジックを組めば解決できます。しかも、すべて無料でできますよ。
「無料」という言葉と、「バランス調整もできる」という提案に背中を押され、やることを決意しました。
(この時はまだ、環境構築だけであんなに苦労するとは知らずに…)
ただ、パイソン??ストリームリット???「何ですかそれ?おいしいんですか?」状態です・・・笑
知らないことは学ぶしかない!というわけで「AI先生お願いします!」って感じでスタート。
環境構築の迷宮:Pythonのインストール
Python(パイソン)とは、世界中で最も人気のあるプログラミング言語の一つだそうです。
「文法がシンプルで読みやすい」のが特徴で、AI開発やデータ分析によく使われます。
例えるなら、パソコンに命令するための「翻訳こんにゃく(通訳)」のような存在とのこと。
さっそくGemini先生の指導のもと、開発環境の準備(インストール祭り)が始まりました。
しかし、一歩目から「どれを押せばいいの?」の連続でした。



まずはプログラミング言語の本体、「Python(パイソン)」をパソコンに入れましょう。
公式サイトへ行ってください。
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(サイトを開く)
英語だらけで分かりません…翻訳機能使います。
とりあえず「Python Install Manager」みたいなのを見つけたけど、これですか?



ストップです!
それはMicrosoft Store経由のアプリで、開発には向きません。
公式サイトの下の方にある「スタンドアロンインストーラー(.exe)」を探してください。
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(サイトのスクリーンショットを撮って画像を送る)
これですか?「Python 3.14.2用のスタンドアロンインストーラー」っていうテキストリンク。



大正解です!
ダウンロードして実行する時、一つだけ絶対に忘れてはいけないことがあります。
最初の画面にある「Add python.exe to PATH」というチェックボックスに、必ずチェックを入れてください。
パソコンに「Pythonさんはこの住所に住んでますよ」と教えてあげる設定のこと。
これにチェックを入れ忘れると、後で「Pythonなんて知りません」とパソコンに無視されてしまい、初心者はここで詰みます(地獄を見ます)。
「VS Code」って何?日本語にならない問題
次は、プログラムを書くための「作業場」の準備です。



次に、コードを書くためのエディタ「VS Code(ブイエス・コード)」をインストールしましょう。
パソコンでプログラムや文章を書くための無料アプリ。色分けや自動補助でミスを減らし、実行や管理もしやすいです。
大工さんにとっての「作業場」や「道具箱」のようなものです。
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(サイトのスクリーンショットを撮って画像を送る)
サイトに来ましたが、黒いボタンとか青いボタンとか色々あって…どれですか?



真ん中の大きな青いボタン「Windows版ダウンロード」が最短ルートです!
インストールはできましたが、開いてみると画面が全部英語…。心が折れかけます。
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あの、日本語になってないんですが…。



大丈夫です!
左端のアイコン(四角がいっぱいあるやつ)をクリックして、「Japanese Language Pack」と検索してください。
それをインストールして再起動すれば、日本語になりますよ。
再起動すると、見慣れた日本語の世界が。「文明の利器すごい!」と感動しました。
※何気に使ってる「サイトのスクリーンショットを撮って画像を送る」作戦、かなり使えておすすめです。
AIが画像を見て判断し、必要なことを教えてくれます!
最大の難所:黒い画面と「謎のエラー」
ここからが最大の山場でした。
アプリを作るための部品(ライブラリ)である「Streamlit」をパソコンに入れる作業です。



では、VS Codeの「ターミナル」を開いて、以下の呪文(コマンド)を入力してください。pip install streamlit pandas
ターミナル
パソコンに直接命令を出すための「黒い画面(裏口)」。ハッカーみたいでカッコいいけど怖い。
・pip(ピップ)
Python専用の「アプリストア」みたいなもの。
・Streamlit(ストリームリット)
「PythonだけでWebアプリが作れる」魔法のツール。
普通ならHTMLやCSSなどの知識が必要な画面作りを、Pythonコードだけで自動生成してくれます。
今回のような「データ分析・管理ツール」を作るのに最適です。
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まず「ターミナル」が見当たりません…。



画面左上のメニューにある「・・・」の中に隠れています!
「ターミナル」→「新しいターミナル」を選んでください。
やっと黒い画面が出てきました。言われた通り pip install... と打ち込んでエンターを押すと…
pip : 用語 ‘pip’ は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの名前として認識されません。



エラーが出ました!「認識されません」って拒絶されました!
もうダメですか…?



落ち着いてください、よくあることです!
コマンドの頭に「py -m」をつけて、こう入力してみてください。py -m pip install streamlit pandas
恐る恐る入力すると…
画面にズラズラ~っと文字が流れ始め、最後に「Successfully installed」の文字が!
「大成功です!」というGemini先生の言葉に、思わずガッツポーズが出ました。
ついに起動!感動の「Hello World」
最後に、ちゃんと動くか確認です。app.py というファイルを作って、実行コマンドを打ち込みます。
エンターキーをッターン!と押すと、ブラウザが勝手に立ち上がり…
🎉 真っ白な画面が表示されました! 🎉
(まだ中身は何もないですが、動いただけで感動です)
「コードなんて書いたことない」私でも、AIに一行一行教えてもらえば、開発環境を作ることができました。
ここまで来るのに数時間かかりましたが笑。
環境は整いました。
次回はいよいよ、実際の「スタッフデータ」を取り込み、シフト表のロジックを作っていきます!



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